東京の庭園・花ガーデンガイド
新宿御苑
TEL:03-3350-0151
東京都新宿区

イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園で構成された日本における数少ない風景庭園の名作

「新宿御苑」は、江戸時代の信州高遠藩主内藤家屋敷跡地の一部に、明治39年皇室庭園として誕生。戦後に「国民公園新宿御苑」となり一般に開放された。

広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園は、ケヤキやユリノキなどの巨樹が点在する「イギリス風景式庭園」、バラ花壇やプラタナス並木が美しい「フランス式整形庭園」、回遊式の情緒あふれる「日本庭園」で構成される明治を代表する近代西洋庭園。数少ないわが国の風景式庭園の名作とされている。

見所は、早春にはウメやフクジュソウ、春は約65種1,100本の桜、初夏から夏にかけては110種約500株のバラや緑広がる芝生、ユリノキの花、秋にはプラタナス、イチョウ、カエデ類の紅葉、11月1日~11月15日には皇室ゆかりの「菊花壇展」を毎年開催、冬は温室で最盛期を迎えるランの花や日本庭園の池でバードウォッチングと、四季折々の自然が楽しめる都会のオアシスだ。洋風木造建築の旧洋館御休所、日本庭園内にある本格的中国風建築の旧御凉亭(きゅうごりょうてい)など、皇室の伝統を受け継ぐ貴重な建造物もぜひ見ておきたい。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 庭園・花ガーデン
スポット名 新宿御苑
ふりがな しんじゅくぎょえん Shinjuku Gyoen
住所 〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地
TEL 03-3350-0151 (新宿御苑サービスセンター)
アクセス

●電車の方

「新宿門」へ

JR・京王・小田急線  新宿駅南口  徒歩10分

東京メトロ副都心線  新宿三丁目駅  徒歩5分

西武新宿線  西武新宿駅  徒歩15分

東京メトロ丸の内線  新宿御苑前駅  徒歩5分

都営地下鉄新宿線  新宿三丁目駅  徒歩5分  

 

「千駄ヶ谷門」へ

JR総武線  千駄ヶ谷駅   徒歩5分

都営地下鉄大江戸線   国立競技場駅  徒歩5分

 

「大木戸門」へ 

東京メトロ丸の内線  新宿御苑前駅   徒歩5分  

 

●駐車場(駐車場は大木戸門横にあります)

8:00~20:00(入庫は19:00まで。また20:00以降は翌日8:00まで出庫できません。) 駐車場は開園日のみの営業となります(休園日の入出庫は出来ません)

普通車200台 3時間まで500円 以後30分毎100円

 

公式ホームページ http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/
営業案内

●営業時間

園内 9:00~16:00(16:30閉園)

温室 9:30~15:30(16:00閉館)

食堂 9:00~16:00

茶室 10:00~16:00(都合によりお休みすることがあります)

インフォメーションセンター(アートギャラリー)9:00~16:30

散策路 9:00~16:30

 

●休園日

毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)

 

●特別開園

春 3月25日~4月24日

秋 11月1日~11月15日

※上記期間中は毎日休まず開園します。

料金

●入園料 一般200円 小・中学生50円 幼児無料

※酒類は持込禁止、遊具類は使用禁止

備考

新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門にはコインロッカーがあります(有料・300、500円)

各入園門および管理事務所にて車椅子の貸し出しを行っています(当日受付・無料)

 

 

 

「都内随一の桜の名所 新宿御苑の桜」
都内随一の桜の名所である新宿御苑には、八重桜の「イチヨウ」を代表品種として約65種1,100本の桜が植栽されており、2月のカンザクラから4月下旬のカスミザクラまで楽しめます。

「新宿御苑の桜」の記事はこちらをご覧下さい。

「新宿御苑の桜」
新宿御苑の桜とのゆかりは古く、江戸時代までさかのぼります。明治時代に皇室行事として始まった「観桜会」は大正時代から新宿御苑に移されました。現在では毎年3月25日から4月24日まで「春の特別開園」(会期中無休)を開催、多くの人で賑わいます。「新宿御苑の桜」の記事はこちら。

「夏の玉藻池」
玉藻池を中心とする日本庭園は、江戸時代の内藤家の庭園『玉川園』の面影を留めています。玉藻池の水源として玉川上水を利用しました。緑が映える夏が特におすすめです。

「緑鮮やかなイギリス風景式庭園」
ゆったりと広がる芝生と自然のままにのびのび育った巨樹が特徴のイギリス風景式庭園。庭園中央には新宿御苑のシンボルである高さ約30mの「ユリノキ」があります。

「プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園」
約200mに渡って続く154本のプラタナスの並木の紅葉が見事です。ヨーロッパの並木道を思わせるロマンチックな雰囲気が人気です。フランス式庭園には110種約500株のバラ花壇もあります。

「新宿御苑 紅葉」のご紹介はこちらの記事をご覧下さい。

「紅葉が見事な日本庭園」
日本庭園はゆるやかな池の流れに沿った池泉回遊式の庭園です。昭和2年に昭和天皇ご成婚を記念して献上された歴史建造物「旧御凉亭」と紅く色づいた木々のコントラストがきれいです。
「新宿御苑 紅葉」のご紹介はこちらの記事をご覧下さい。
「毎年11月に開催される菊花壇展」
毎年11月1日から15日まで日本庭園にて開催される「菊花壇展」は秋の人気行事です。期間中は特別開園期間として毎日休まず開園しています。写真は新宿門。

「菊花壇展 大作り花壇」
皇室の菊作りの伝統を受け継いだ「菊花壇展」。新宿御苑の菊花壇は、回遊式の日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を7つ設け、特色あふれる花々を独自の様式を基調に飾り付けた花壇です。

「新宿御苑 菊花壇展と紅葉」はこちらの記事をご覧下さい。

「一面真っ白のイギリス風景式庭園」
雪が積もり静寂に包まれた新宿御苑の「イギリス風景式庭園」。都心にいることを忘れさせてくれる時間です。
「早春 梅が香る日本庭園」
春の訪れを感じさせる2月。日本庭園ではカンザクラ、ウメ、ツバキなどが咲き始めます。