東京の花の名所・見ごろガイド
向島百花園 梅まつり
TEL:03-3611-8705
東京都墨田区
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「梅は百花に魁けて咲く」と言われた園内には、月影・初雁・白加賀・道知辺・鹿児島紅等20種類近くの梅が咲き誇る

「向島百花園」は、開園当初は360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれたほど梅に縁が深く、「百花園」の名称は「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたと言われる。
現在では梅の見ごろに合わせ、梅花とともに江戸の文化を楽しむ催しを開催。園内では月影(つきかげ)・初雁(はつかり)・白加賀(しらかが)・道知辺(みちしるべ)・鹿児島紅(かごしまべにこう)など、20種類近くの梅を楽しめる。またイベントとして和歌や俳句を詠む会や南京玉すだれや独楽回し等の「江戸大道芸」、田区ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎が描いた北斎漫画にも登場する「すずめ踊り」、梅の季節に因んだ「和菓子づくり体験(事前申込み・定員制)」がおこなわれる。
早春の梅以外にも、水仙、福寿草、春、夏、秋の山野草、秋の萩など四季それぞれの花の野趣に満ちた日本の四季の風情を味わえる庭園だ。●向島百花園全体の記事はこちら


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DATA
スポット名 向島百花園
ふりがな むこうじまひゃっかえん
住所 〒131-0032東京都墨田区東向島3-18-3
TEL 03-3611-8705 (向島百花園サービスセンター)
アクセス

●電車の場合

・東武スカイツリーライン「東向島」下車  徒歩約8分
・京成電鉄押上線「京成曳舟」下車  徒歩約13分

 

●バスの場合

・都営バス 亀戸-日暮里(里22) 「百花園前」下車 徒歩約2~3分

※駐車場はありません

公式HP http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html
イベント

●向島百花園 梅まつり 2015
開催期間:2015年2月7日(土)~3月8日(日)

開催時間:9時~17時 (入園は午後4時30分まで)

 

●梅を詠む
日時:期間中毎日
場所:御成座敷前藤棚 
内容:梅を主題に詠んだ和歌や俳句を書いてもらう

 

●江戸大道芸 
日時:2月15日(日)・3月7日(土) ※雨天中止
各日11時30分・13時30分・15時

南京玉すだれや独楽回し等の大道芸を披露

 

●すずめ踊り
日時:2月7日(土)・3月8日(日)※雨天中止

墨田区ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にも登場している「すずめ踊り」を披露
各日13時・15時(各回約30分)

 


営業案内 開園時間:9時~17時 (入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始 (12月29日~翌年1月3日まで)
 ※イベント開催期間及びGWなどで休園日開園や時間延長が 行われる場合もあります。
料金

一般 150円
65歳以上 70円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

20名以上の団体
一般 120円
65歳以上 50円

※身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳持参の方と付添の方は無料

    

無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)

 

【年間パスポート】
一般 600円
65歳以上 280円 
【9庭園共通年間パスポート】
一般 4,000円
65歳以上 2,000円

備考 集会場(御成座敷)
向島百花園
「開園当初は新梅屋敷と呼ばれた百花園」
開園当初は、360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれたほどです。「百花園」の名称は、一説では、「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたものです。
「20種類近くの梅を楽しめる」
現在園内では、月影・初雁・白加賀・道知辺・鹿児島紅等20種類近くの梅を鑑賞できます。梅の見ごろに合わせ、梅花とともに江戸の文化を楽しむ催しをおこない、春の到来を祝います。
「2月中旬から3月にかけて咲き誇る白梅」 「艶やかなピンク色と青空のコントラストがきれい」
「梅を詠む」
  • 梅を主題に詠んだ和歌や俳句を、来場者に書いてもらうイベントです。期間中毎日、御成座敷前藤棚で開催しています。
「江戸大道芸」
浅草雑芸団による南京玉すだれや独楽回し等の大道芸を披露 。2月15日(日曜)・3月7日(土曜)(※雨天中止)の各日11時30分・13時30分・15時00分各回約30分の予定です。
「すずめ踊り」
仙台藩祖伊達正宗公の御前で大阪の石工職人が、宴席にて即興で踊った踊りが始まりといわれています。踊る姿が餌をついばむ雀に似ていることなどから「すずめ踊り」と呼ばれています。墨田区ゆかりの浮世絵師、葛飾北斎が描いた「北斎漫画」にも登場しています。

「4月の向島百花園」
百花園は当時の一流文化人達の手で造られた、庶民的で、文人趣味豊かな庭として、小石川後楽園六義園などの大名庭園とは異なった美しさをもっている。

 

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「文人達の足跡」
庭造りに力を合わせた文人墨客たちの足跡もたくさんあります。例えば、入口付近の庭門には、蜀山人の扁額がかかげられ、両脇には詩人・大窪詩仏が書いた 「春夏秋冬花不断」「東西南北客争来」の木板(聯)がかかっています。そのほか、芭蕉の句碑を含め、合計29の句碑、石柱が随所に立っています。●向島百花園全体の記事はこちら

「夏 ライトアップされた園内」
伝統行事「虫ききの会」(8月下旬)「月見の会」(中秋の名月)開催時期は、夜9時まで特別に開園。園内は、行灯やぼんぼりに優しく照らされ、江戸情緒を体感することができます。

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