東京の神社・寺参拝ガイド
柴又帝釈天(経栄山題経寺)
TEL:03-0
東京都葛飾区
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泉岳寺 赤穂義士祭

映画「男はつらいよ」の寅さんで知られる柴又帝釈天。見どころは板本尊を祀る帝釈堂や総欅造りの二天門、産湯の御神水

柴又帝釈天こと経栄山題経寺は寛永年間(1629)に開基した日蓮宗の寺院。柴又七福神の一つとしても知られる。

ご本尊は日蓮聖人が彫ったと言われる帝釈天(仏教の守護神である天部の一つ)で、入り口の二天門には帝釈天に仕えたとされる四天王の「多聞天(毘沙門天)」「持国天」「広目天」「増長天」が列座する。

柴又帝釈天(題経寺)に大勢の人が訪れるようになったのは江戸時代に流行った帝釈天信仰の「庚申待ち」からだと言われているが、現代ではなんといっても柴又を舞台にした映画「男はつらいよ」だろう。寅さんが産湯をつかったとされる御神水、笠智衆演じる帝釈天の御前さまが柴又帝釈天の名前を全国区にしたといっていい。寺院は板本尊を祀る帝釈堂、総欅造りの豪壮な二天門、150坪の大客殿、名庭の邃溪園などが見どころも多数。いつも観光客で賑わう帝釈天だがお正月はいっそう賑やかに昨年は約25万人もの初詣客が訪れた。京成柴又駅から続く200mの帝釈天参道でおなじみの草だんごや煎餅を食べながら参拝にいこう。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 柴又帝釈天(経栄山題経寺)
ふりがな しばまたたいしゃくてん
住所 〒125-0052 東京都葛飾区柴又7-10-3
TEL 03-3657-2886
ご本尊 日蓮聖人が彫ったとされる帝釈堂(板本尊)
ご利益  
例年のお正月参拝者数 約25万人
アクセス

●電車の場合
京成線「柴又駅」下車。徒歩3分

北総公団線「新柴又駅」下車徒歩12分

JR小岩駅より京成バス(金町行)に乗り15分程、「柴又帝釈天」下車

JR金町駅より京成バス(小岩行)に乗り5分程、「柴又帝釈天」下車

 

●車の場合

営業時間:(平日)9時~16時迄 (祝祭日)9時~17時迄

料金:15分100円 ※12月31日~1月3日は利用不可

公式ホームページ http://www.taishakuten.or.jp/
年末年始案内

●1月1日 

元旦  四方拝 祈祷会

 

●通常期

境内 5:00~20:00

祭礼・行事案内

 

●2月3日 節分祭

 

●4月7日 帝釈天出現祈祷大法要

 

●11月3日 水神祭

朝から二天門の上に葛西ばやしの面々がお囃子をにぎやかに、山主を先頭に門前の神明会や朗読会の方々が従い、団扇太鼓を打ち鳴らし、金町浄水場脇の水神堂まで行進して、祈祷を行い、その後、帝釈天境内に戻り「御神水」の竜神様にそろって祈祷を行います。

料金

●邃渓園および彫刻ギャラリー

庭園・彫刻ギャラリー共通(1名につき) 大人400円 子供(小・中学生)200円

備考

 

 
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「柴又帝釈天(経栄山題経寺)」

柴又帝釈天こと経栄山題経寺は寛永年間(1629)に開基した日蓮宗の寺院。柴又七福神の一つとしても知られる。映画「男はつらいよ」の舞台としても有名。

「帝釈堂」

日蓮聖人が彫ったとされる板本尊を祀る「帝釈堂」。棟梁の坂田留吉のもと当時の彫刻師10名が集まり、作られたという。総欅造りが見事だ。

「二天門」

境内への入り口となる「二天門」には、四天王の「多聞天(毘沙門天)」「持国天」「広目天」「増長天」が列座する。明治29年に江戸建築の名匠坂田留吉が建てた総欅造りの門。

「大鐘楼」

境内西側にある「大鐘楼」は昭和30年に建てられた総欅づくり。高さ約15mで関東一の鐘楼と言われる。寅さんの映画でもおなじみの音色が聞こえてくる。

「御神水」

「寅さん」が産湯をつかったという御神水。映画の冒頭で登場するおなじみの口上「帝釈天で産湯をつかい、姓は、車 名は寅次郎。」が思い出されます。

「浄行菩薩」

地水火風の4大のうち、「水大」を現わす菩薩。世の穢れを洗い流してくれます。

「大客殿」

昭和4年に完成した「大客殿」は150坪のひろさ。数百の材木の中から厳選したヒノキが用いられた。現在ではこの規模の木造建築は構築不可能といわれている。


「彫刻ギャラリー」

拝殿裏手にある「彫刻ギャラリー」(有料:拝観料は庭園・彫刻ギャラリー共通で大人400円 小・中学生200円)。

「帝釈天参道」

映画の舞台となった昔懐かしい商店街の風景が広がる「帝釈天参道」。歩いていると映画のワンシーンを思い出しそう。

「山田洋次監督による『男はつらいよ』の石碑」

山田洋次監督による寅さんのおなじみの口上が書かれた石碑。参道入り口に設置されている。