東京の神社・寺参拝ガイド
川崎大師 平間寺
TEL:044-266-3420
神奈川県川崎市
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大本山川崎大師平間寺

「厄除けのお大師さま」と親しまれ、
初詣には多くの参拝者で賑わう

大本山川崎大師平間寺は、真言宗智山派の寺院で、成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに智山派「関東三大本山」を形成している。
ご本尊は、武士の平間兼乗が夢のお告げにより沖の海中へ網を投げ入れて引き揚げた「弘法大師の木像」であり、この木像は弘法大師(空海)が唐(中国)で、人々の幸せを願って彫られたものと伝わっている。

この弘法大師の木像に纏わる話を聞いた尊賢上人が、平間兼乗と力をあわせ、1128年(大治3年)平間寺を建立した。
無罪の罪で国を追われた兼乗だったが、このお像を浄め、供養した末に罪の疑いがはれ、国に帰ることができた。
古くから厄除けのお大師さまと親しまれ、厄除けをはじめ諸願成就の護摩祈願をおこなっており、毎年、正月には初詣の参拝者で大変な賑わいとなる。境内には大本堂や薬師殿、八角五重塔、仏教の経典が納められている経蔵などがある。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 大本山川崎大師平間寺
ふりがな だいほんざん かわさきだいし へいけんじ
住所 〒210-8521 川崎市川崎区大師町4-48
TEL 044-266-3420
ご本尊 厄除弘法大師 (やくよけこうぼうだいし)
ご利益 災厄消除(やくよけ)、家内安全、商売繁昌、病気平癒、心願成就、健康長寿
例年のお正月参拝者数 約300万人
アクセス

●電車の場合
川崎駅より京急大師線に乗り換え、川崎大師駅下車、徒歩8分

 

●バスの場合
JR川崎駅東口バス乗り場7番・川崎鶴見臨港バス[川23系統]大師行き。
大師バス停下車、徒歩8分

 

●車の場合

駐車場無料 川崎大師自動車交通安全祈祷殿に併設(大師河原1-1-1)

【埼玉・千葉・東京方面からお越しの方】
首都高速・横羽線、大師出口から約5分。
大師出口下りてすぐの「大師河原」交差点を右折。
首都高速・川崎線、大師出口から約1分。
大師出口下りてすぐの信号を右折。

【横浜方面からお越しの方】
首都高速・横羽線・川崎線、大師出口から約1分。
大師出口下りてすぐの信号を右折。

【アクアラインをご利用の方】
東京湾アクアライン浮島経由、首都高速・川崎線、大師出口下りて すぐの信号を右折。

公式ホームページ http://www.kawasakidaishi.com/
年末年始案内

●本堂開扉時間

12月31日午前6:00~1月1日午後8:30
【1月2日、3日】午前6:00~午後7:30
【1月4、5、6、7日、日曜、祝日】午前6:00~午後6:30
【1月20日】午前6:00~午後9:00
【他 平日】午前6:00~午後6:00

 

元日 お護摩時間表
午前0:00、2:30、4:00、5:30、7:00、8:30、10:00、11:00
午後0:00、1:00、2:00、3:00、4:00、5:00、6:00

1月2日・3日 お護摩時間表
午前6:30、8:30、10:00、11:00
午後0:00、1:00、2:00、3:00、4:00、5:00、6:00

1月4日・5日・6日・7日及び日曜祝日 お護摩時間表
午前6:30、9:00、10:00、11:00
午後0:00、1:00、2:00、3:00、4:00、5:00

祭礼・行事案内

 

●1月1日 元朝大護摩供(がんちょうおおごまく)

除夜の鐘とともに、御本尊厄除弘法大師ご宝前において元朝大護摩供を厳修致します。 この大護摩供では国家安穏、信徒安全並びに十方信徒の諸願成就が祈願されます。

 

●2月3日 節分会(せつぶんえ)・星まつり

由緒ある「節分会・豆まき式」は、貫首大導師のもとに、大本堂において除災招福、開運満足が祈願され、境内特設舞台において、年男・年女によって追儺(ついな)の豆まき式が執り行われます。福豆を授かろうと、会場は多くの参詣者で賑わいます。

 

「星まつり」は、弘法大師伝来の真言密教の秘法によって、その年の運命をつかさどるといわれる九種の「星」を供養することにより、 無病息災・一家繁栄・開運満足など諸願成就を祈願致します。申込み・1月末日迄。

 

●2月21日 福徳稲荷大祭・午(うま)まつり

不動堂の隣にまつられている「福徳稲荷」は、”お稲荷さん”として親しまれており、五穀豊穣、商売繁昌の守護神として多くの皆様が参詣されます。 お稲荷さんの大祭は、ふつう初午の日におこなわれるのが一般的ですが、当山では、2月のご縁日・21日におこないます。 当日は境内特設舞台において神楽の奉納がご覧いただけます。

 

●3月23日 正御影供百味供付二箇大法要 (しょうみえくひゃくみくつきにかだいほうよう)

二箇大法要は、真言宗の法要の中でもっとも密教色豊かな法要。 当山では1年に5回修行され、荘厳華麗な法要に、大本堂内は法悦の気に満ち溢れます。 殊に3月23日に修行される百味供付二箇大法要では、法要の中で、横浜百味講講員、当日の参拝者によって、百味のお供えが1つずつ手送りされ、御本尊のご宝前に美しく飾られます。

 

●5月 御本尊弘法大師降誕奉祝会 (ごほんぞん こうぼうだいし ごうたん ほうしゅくえ)

お大師様の誕生を祝う降誕会。川崎大師では雨季の6月を避け、1ヶ月早めて5月に執り行われます。  

 

●7月 川崎大師風鈴市

毎年7月ご縁日前後に開催されます「川崎大師風鈴市」も年々盛況を呈し、夏の風物詩として関東近郊はもとより全国の皆様に親しまれています。

 

●9月17日 稚児大師年祭(ちごだいしねんさい)

大本堂にお祀りされる稚児大師尊像は、学業成就・子育満足の御本尊。 日頃から、赤ちゃんの初まいりや、七五三子育祈祷のご本尊として厚い信仰が寄せられています。

 

●12月8日 成道会(じょうどうえ)

12月8日は、お釈迦さまが6年間に及ぶ苦行の末、菩提樹の下で悟りをひらかれた日です。「降魔成道釈迦如来像」を望む浮御堂において成道会の法要を行っています。  

 

●12月21日 納めの大師

年内最後のご縁日。境内特設道場では、1年間ご利益をいただいたお札、お守を供養するお焚き上げ法楽が執り行われます。

 

●12月31日 除夜法楽

 

鐘楼堂での法楽のあと、108つの煩悩を消し去る除夜の鐘が撞れて、新年を迎えます。

 

料金 参拝無料
お護摩札祈願 5000円より
備考

 

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「大本堂」

大本堂は、吉例大開帳奉修の記念すべき昭和39年5月に落慶されました。

堂内には御本尊厄除弘法大師を中心に、不動明王・愛染明王などの諸仏が奉安されております。

また、古来より勅願寺に列せられた由縁によって大本堂大棟には菊花の紋章が許されております。

「不動堂」

不動堂は明治23年の創建で、現在の不動堂は、昭和39年4月に建立されました。
御本尊・不動明王尊像は成田山新勝寺御本尊のご分躰・大聖不動明王を勧請し奉ったものであります。
毎月28日がお不動様のご縁日です。

「武相不動尊霊場第一番札所」
「関東三十六不動霊場第七番札所」


「薬師殿」

薬師殿は、当山開創880年の記念事業として平成20年(2008)11月1日に開設。堂内には薬師瑠璃光如来尊像、薬師瑠璃光如来を信仰する人々を守る武神である十二神将が奉安されています。また、御本尊薬師瑠璃光如来のご分身・なで薬師が奉祀され、撫でることにより身体健全、病気平癒が祈念できます。

 堂内では参拝された折に、写経や彩色仏画(仏さまのぬりえ)を体験修行できます。


「経蔵」

平成16年大開帳奉修記念事業として落慶。内部には中国最後の木版大蔵経である乾隆版大蔵経7240巻が収蔵されています。
ご本尊・説法釈迦如来の前に置かれた五鈷杵には、金箔の奉納をすることができます。


「遍路大師尊像」

遍路大師尊像は、昭和48年(1973年)の弘法大師ご誕生1200年記念事業として造顕され、同年5月開眼法要が行われました。毎年9月20日には遍路大師年祭が執り行われます。遍路大師尊像には健康、健脚を祈念して、献水されるご信徒の姿が多く見られます。また、併せて、尊像を結界する新四国八十八ヶ所霊場も創設され、第44世・中興第1世貫首 髙橋隆天大和上が四国霊場巡拝の際にいただいてこられたお土砂が埋められ、ここに各霊場の御本尊がお迎えされました。お砂踏み霊場として、全国各地からのご信徒の参拝が、日々つづいています。

「やすらぎ橋」

平成26年大開帳奉修記念事業として新設されました。

 災難を除き、幸福を招くといわれる朱色に塗られた欄干には、悟りへと向かう段階、発心(ほっしん)、修行(しゅぎょう)、菩提(ぼだい)、涅槃(ねはん)を表す種子(しゅじ)(梵字) 20文字が刻まれています。

やすらぎ橋を欄干伝いに渡り、降魔成道釈迦如来像、薬師殿(薬師如来)へとお参りできます。

「節分会」

「節分会・豆まき式」では、貫首大導師のもとに、除災招福、開運満足が祈願され、境内特設舞台において篤信の年男・年女によって追儺(ついな)の豆まき式がくりひろげられます。貫首の「福は内!」の第一声につづいて、福豆がいっせいにまかれます。


「風鈴市」

全国より900種類3万個の風鈴が一同に集まり、涼やかな音色を響かせます。

境内は、ゆかた姿の老若男女で賑わいます。

平成27年7月17日(金)~21日(火)まで行われます。