東京の神社・寺参拝ガイド
深大寺(調布市)
TEL:042-486-5511
東京都調布市
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深大寺(調布市)

約1300年の長い歴史を持つ天台宗の仏教寺院 日本三大だるま市の1つ「厄除元三大師大祭だるま市」が有名

「深大寺(じんだいじ)」は、東京都調布市にある約1,300年の長い歴史を持つ天台宗の仏教寺院。東京都では浅草の浅草寺に次ぐ古刹である。
日本三大だるま市の1つ「厄除元三大師大祭だるま市」が有名。例年、深大寺山門の紅梅白梅が見ごろを迎える3月3日、4日の両日にわたり開催され、10万人余の人々が、押し寄せるように境内を埋めつくす。 寺の境内では大小約300余の縁起だるま店が威勢のいい掛け声でだるまを売り、それを買い求める参詣者で身動きがとれないほどになる。
毎年5月上旬には、「なんじゃもんじゃ」の木の下で、東京消防庁音楽隊による「なんじゃもんじゃコンサート」、秋には「十三夜の会」とと称した天台声明や能舞邦楽の演奏による観月会を行うなど、四季を通して様々なイベントが楽しめる。週末には寺をとりまく自然や、江戸時代からの名物である深大寺蕎麦を目当てに、たくさんの家族連れで賑わう。 自然豊かな境内は、雑木林や東京都の名湧水57選にも入る「不動の滝」など、見どころも多い。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 深大寺
ふりがな じんだいじ
住所 〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
TEL 042-486-5511
  深沙大王 
ご利益 厄除・家内安全・商売繁昌・身上安全・身体健全・交通安全・無病息災・當病平癒・良縁成就・安産・学業成就・試験合格等
例年のお正月参拝者数

約20万人

アクセス

●電車の場合


京王線 調布駅 (新宿より特急・準特急で約15分)
つつじヶ丘駅 (新宿より急行で約20分)
中央線・総武線 吉祥寺駅 三鷹駅
※各駅よりバスにお乗りください。
詳しくはこちらをご覧下さい。


●車の場合

調布インターもしくは国道20号を府中方面からお越しの方
中央自動車道「調布インター」より約10分

公式ホームページ http://www.jindaiji.or.jp/
年末年始案内

●1/1~1/7 初詣・修正会大護摩供
1月1日午前0時~

元三大師堂(がんざんだいしどう)では1月1日午前0時、除夜の鐘とともに迎える新年最初の行事として、住職以下、深大寺全僧侶により天下泰平、国家安穏、仏法興隆を祈願する修正会大護摩供(しゅしょうえおおごまく)が執行されます。

「修正会(しゅしょうえ)」とは文字通り「正月に修される法会(ほうえ)」であり、深大寺では厄除元三大師さまの御威力、御利益に預かって厄除、家内安全、商売繁盛、身体健全、交通安全等の諸祈願をご希望される皆々様の護摩祈願とを併せるかたちで執行されます。

祭礼・行事案内

 

●2/3 節分会豆まき式
終日皆さまの「厄よけ」「家内安全」「諸願成就」等の大護摩供が元三大師堂で修されます。あわせて年男、芸能人、有名スポーツ選手等によるお練り行列と本堂前特設舞台での豆まき式が盛大に行なわれ多くの参詣者で賑わいを見せます。

●3/3、3/4 厄除元三大師大祭、だるま市
深大寺の諸行事中、最大の行事が「厄除元三大師大祭」です。例年、深大寺山門の紅梅白梅が見ごろを迎える3月3日、4日の両日にわたり開催されます。
境内では大師様のご威力にあやかる縁起だるま市も開かれます。「日本三大だるま市」の1つとして、全国的に有名です。寺の境内は大小約300余の縁起だるま店が威勢のいい掛け声でだるまを売り、それを買い求める参詣者で身動きがとれないほどになります。

●5月上旬 なんじゃもんじゃコンサート
毎年5月上旬に、なんじゃもんじゃの木の下で、東京消防庁音楽隊による「なんじゃもんじゃコンサート」が開催されます。なんじゃもんじゃの花が4月末から5月始めにかけて白いプロペラのような花が満開を迎え、風に吹かれて花が舞い落ちる頃に防災意識を高めるために、啓発活動の一環としてコンサートが行われています。

 

●毎年5月下旬 薪能
毎年5月下旬に、恒例の深大寺薪能が行われます。本堂前に特設の舞台を作り、陽も落ち始める頃に深大寺僧侶による火入れ式が行われます。格式の高い観世流の舞人による演目が、観衆を幽玄の世界へと誘います。

●10月~11月頃 十三夜の会
旧暦の9月13日の夜は、十五夜とともに観月にふさわしい名月で、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。深大寺では「十三夜の会」と称し、山門において天台聲明(しょうみょう)や能舞邦楽の演奏による観月会を行っています。

●10月中旬 大般若転読会
例年十月に深沙大王堂で修される大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻の転読会は、深大寺の年中行事のなかでも最重要の法儀として、住職以下総出仕にて厳修されます。

料金

 

備考

 

 

深大寺(調布市) 案内図

 

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深大寺(調布市)「本堂」

江戸時代の本堂が幕末の火災で焼失した後、本尊の阿弥陀如来像は仮に、再建した庫裡に安置されていましたが、大正8年に今の本堂が完成しました。
正面の三段の虹梁の間には龍・鷺、破風板の下には鳳凰の彫り物があるなど、江戸時代らしさが表現されています。

深大寺(じんだいじ)「元三大師堂」

慈恵大師(元三大師)像を安置しているのが、この大師堂です。江戸時代の大師堂は、本堂の西南(新しい手水屋の在る辺り)に東向きに建っていましたが、幕末の火災で類焼したので、本堂西の崖地を削って造成した敷地に位置を移して再建されました。被災直後の慶応3年(1867)に、本堂をさしおいて復興されたことは、厄除元三大師がいかに多くの信者を集めていたかを物語っています。


深大寺(じんだいじ)「開山堂」

昭和58年の開創1250年大法会記念事業として新築された奈良時代様式の堂宇です。本尊に薬師如来脇侍に弥勒菩薩千手観音を安置、開基満功上人、天台宗一祖契惠亮和尚の尊像を祀っています。


深大寺(じんだいじ)「延命観音」

昭和41年秋田県象潟港工事の際、海底の大石を引き上げたところ、慈覚大師自刻の延命観音が刻まれてあり、縁あって深大寺に奉安されました。


深大寺(じんだいじ)「鐘楼」

文政12年(1829)に建てられた旧鐘楼は、今の大師堂裏の高台にありましたが、幕末の大火で消失し、その後、明治3年(1870)に、山門を入った右手に位置を移して再建されたのが今の鐘楼です。基壇の上に、内転びの四本柱を立て、入母屋茅葺きの屋根を載せていましたが、昭和29年(1954)の銅板葺きに改められました。

平成13年に新鋳された平成新鐘と呼ばれる梵鐘を釣り、基壇上には反響用の瓶を埋め、多孔の鉄板を蓋としてかぶせてあります。

深大寺(じんだいじ)「釈迦堂」

白鳳仏を安置する堂宇として昭和51年に新築されたのが、この釈迦堂で、山門を入って左手の奥にあります。大切な仏像を火災、盗難から守るため鉄筋コンクリート造りとし、湿気の多い土地であることを考慮して高床式に作られています。四本の円柱に支えられた屋根は方形造り、銅板葺きと言われるもので、頂部に露盤・宝珠をすえています。

釈迦堂には白鳳仏と同じく重文の旧梵鐘も安置されています。いずれもガラス越しに拝むことができます。

深大寺(じんだいじ)「山門」

参道より一段高い寺の敷地の入口に立つ正門で、正面には「浮岳山」の山号額を掲げています。慶応元年(1865)の火災の際にも常香楼とともに被災をまぬがれた建物で、現在、山内で一番古い建物です。

東京に残っている江戸時代の建築の中でも、意匠的に特にすぐれたものの1つとされています。

形式は、主柱を3.6m間隔に立てて扉を付け、後方に細い控え柱を立てた薬医門とよばれるものです。柱、梁、組物などの材はケヤキ。屋根は切妻の茅葺き。屋根裏板や垂木はスギで造られています。ケヤキ部分をベンガラで赤色に、スギ部分を黒で塗った、山内唯一の彩色された建物です。


江戸時代の深大寺の建物はほとんどすべて茅葺きでしたが、今では旧庫裡と、この山門だけになってしまいました。ケヤキは昔、武蔵野では屋敷林として植えられ、建築用材として好んで使われていたものです。


深大寺(じんだいじ)「深沙堂」

本堂などのある寺地の中心より西に120mほど離れたところに深沙堂があります。昭和43年(1968)に再建されました。深沙堂に祀られる像は、高さ57cmほど、どくろの胸飾りをつけ、象皮の袴をはいて忿怒の形相すさまじい鎌倉時代の優作ですが、長いあいだ拝されたことはありませんが、今も厳重な秘仏であることに変わりはありません。

深大寺(じんだいじ)「不動堂」

山門より東、約80メートルほど離れたところに不動堂があります。
不動堂境域には、東京都の名湧水57選にも入る「不動の滝」など、見どころも多く、毎月28日には深大寺僧侶によって不動護摩供が修されます。


深大寺(じんだいじ)「大黒天・恵比寿尊」

深沙堂参道に七福神の恵比寿尊と大黒天の、まさに丈六仏を思わす大石像があります。
この尊像は当山篤信総代であった故御林清一氏の邸宅の入り口に祀られていたものですが、平成18年に縁あって当地に遷座されました。

深大寺(じんだいじ)「初詣・修正会大護摩供」

元三大師堂(がんざんだいしどう)では1月1日午前0時、除夜の鐘とともに迎える新年最初の行事として、住職以下、深大寺全僧侶により天下泰平、国家安穏、仏法興隆を祈願する修正会大護摩供(しゅしょうえおおごまく)が執行されます。

深大寺(じんだいじ)「節分会豆まき式」

深大寺では終日皆さまの「厄よけ」「家内安全」「諸願成就」等の大護摩供が元三大師堂で修されます。あわせて年男、芸能人、有名スポーツ選手等によるお練り行列と本堂前特設舞台での豆まき式が盛大に行なわれ多くの参詣者で賑わいを見せます。

深大寺(じんだいじ)「厄除元三大師大祭」

深大寺の諸行事中、最大の行事が「厄除元三大師大祭」です。例年、深大寺山門の紅梅白梅が見ごろを迎える3月3日、4日の両日にわたり執行され、朝から元三大師様のご霊験を崇める10万人余の人々が、押し寄せるように境内を埋め、元三大師堂では諸願成就の大護摩供が終日厳修されます。

深大寺(じんだいじ)「だるま市」

深大寺の諸行事中、最大の行事が「厄除元三大師大祭」です。これにあわせて境内では大師様のご威力にあやかる縁起だるま市も開かれます。「日本三大だるま市」の1つとして、また東京に春を呼ぶ深大寺のだるま市としてその知名度は全国的です。寺の境内は大小約300余の縁起だるま店と、それを買い求める参詣者で身動きがとれないほどになります。

深大寺(じんだいじ)「なんじゃもんじゃコンサート」

毎年5月上旬に、なんじゃもんじゃの木の下で、東京消防庁音楽隊による「なんじゃもんじゃコンサート」が開催されます。なんじゃもんじゃの花が4月末から5月始めにかけて白いプロペラのような花が満開を迎え、風に吹かれて花が舞い落ちる頃に防災意識を高めるために、啓発活動の一環としてコンサートが行われています。

深大寺(じんだいじ)「薪能」

毎年5月下旬に、恒例の深大寺薪能が行われます。本堂前に特設の舞台を作り、陽も落ち始める頃に深大寺僧侶による火入れ式が行われます。格式の高い観世流の舞人による演目が、観衆を幽玄の世界へと誘います。

深大寺(じんだいじ)「十三夜の会」

旧暦の9月13日の夜は、十五夜とともに観月にふさわしい名月で、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。深大寺では「十三夜の会」と称し、山門において天台聲明(しょうみょう)や能舞邦楽の演奏による観月会を行っています。


深大寺(じんだいじ)「大般若転読会」

深大寺は淳仁天皇より「浮岳山深大寺」の勅額を賜って以来、大般若転読を永式と定める鎮護国家の道場でもあり、今も例年十月に深沙大王堂で修される大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻の転読会は、深大寺の年中行事のなかでも最重要の法儀として、住職以下総出仕にて厳修されます。