東京の神社・寺参拝ガイド
大本山 増上寺
TEL:03-3432-1431
東京都港区芝公園
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増上寺

1393年開山の浄土宗七大本山のひとつ 徳川家の菩提寺として2代秀忠公はじめ6人の将軍が眠る

地下鉄「芝公園」駅から徒歩3分、東京タワーを望む場所にある「大本山 増上寺」は、法然上人を宗祖とする浄土宗の寺院で正式名称は「三縁山広度院 増上寺」という。開山は明徳四年(1393年)で、浄土宗七大本山の一つに数えられる。家康公から徳川家の菩提寺として選ばれて以来、縁は深く、現在「徳川将軍家墓所」には2代将軍秀忠公を始め6人の将軍やその親族が眠っている。

戦渦を経て1976年に再建された「大殿」、国の重要文化財に指定されている「三解脱門」、恵心僧都源信の作とも伝えられる秘仏黒本尊(阿弥陀如来)が祀られる「安国殿」、江戸三大名鐘の一つ「鐘楼堂」、アメリカ第18代大統領グラント将軍訪日の際に贈られた「グラント松」など見どころは多い。

また東京タワーを背景にしたロケーションも素晴らしく、四季を通して大勢の参拝客が訪れる。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 大本山 増上寺
ふりがな だいほんざん ぞうじょうじ
住所 〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35
TEL 03-3432-1431
ご本尊 阿弥陀如来
ご利益 勝運、厄除け、交通安全等
例年のお正月参拝者数 約3万人
アクセス

●電車の場合
JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分

都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園から徒歩3分

都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分

都営地下鉄浅草線 大門駅から徒歩5分

都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅から徒歩7分

東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩10分

 

●車の場合

東京駅から10分

羽田空港から首都高速道路芝公園ランプ経由15分

東京シティエアターミナル(箱崎)から15分

 

●駐車場 10台

公式ホームページ http://www.zojoji.or.jp/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/zojoji
年末年始案内

●初詣 

大殿へのご参拝は大晦日~元日17:30まで、2日以降6:30~17:30。境内札所(御守り等の販売)大晦日~元日17:30、2日~4日9:00~17:00。

 

●除夜

午前0:00の年明けと同時に1番鐘を鳴らします。4人1組にて百八つの鐘を厳かに鳴らしていきます。鐘つき券は、12月1日9時より増上寺会館2F寺務所にて取扱い開始。冥加料は2,000円(記念品付)。

 

●正月初祈願

安国殿祈願受付窓口にて直接申し込み。予約は不可。

*小札:5,000円・大札:10,000円・特札:20,000円

大晦日31日は受付23時30分~、開始0:30~最終2:30

1月1日~3日は、開始10:00、最終16:00

祭礼・行事案内

 

●1月、5月、9月の各15日 正五九黒本尊祈願会

安国殿に安置されている「黒本尊阿弥陀如来」が年3回御開帳。ご祈願の法要が営まれます。

 

●2月3日 節分追儺式(せつぶんついなしき)

大殿前特設舞台上では、みこし講の皆さんによる「餅つき」や増上寺僧侶と鬼による「鬼問答」、年男年女や角界関取・芸能人による「豆まき」が行われます。

 

●4月 御忌大会(ぎょきだいえ)

浄土宗の宗祖法然上人の忌日法要です。献茶式、徳川将軍家墓所 特別公開、御忌詠唱奉納大会、練行列などが6日間に渡って行われます。

 

●7月1日~7日 七夕祭

大殿前広場に七夕の笹飾りを設置し、夜はライトアップ。大殿前の「短冊書き込み所」で短冊に願い事を書いて笹に結びます(御祈願料百円)。

 

●7月下旬 地蔵尊奉賛 盆踊り大会

夏の風物詩の盆踊り大会。当日は東京プリンスホテル等の飲食店・露店が出店致、豪華商品を多数そろえた「お楽しみ抽選会」も。

 

●9月 薪能

江戸時代よりおこなわれていた増上寺の薪能。火入れの儀のあと、能、狂言、半能がおこなわれます。篝火の灯りで演じられる幽玄の世界をご覧下さい。

 

●11月15日 十夜法要

 

料金

拝観無料

特別公開など行事によっては別途かかる場合があります

備考

 

 

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「大殿」

浄土宗第八祖酉誉聖聰上人によって開かれた増上寺。本堂は昭和49年(1974年)に浄土宗大本山の念仏の根本道場として再建されました。

「大殿 ご本尊」

本堂にある「ご本尊阿弥陀如来」(室町期製作)は両脇壇に高祖善導大師と宗祖法然上人の像が祀られ、参拝者の厚い信仰をあつめています。

「三解脱門」

増上寺の表の顔として有名な「三解脱門」。江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物として国の重要文化財に指定されています。

「木像釈迦如来・両脇侍像(釈迦三尊像)」

「三解脱門」の2階内部(非公開)には、釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されています。

「安国殿」

恵心僧都の作と伝えられる秘仏黒本尊(阿弥陀如来)が祀られています。黒本尊は家康公が深く尊崇していたことで知られています。

「徳川将軍家墓所」

徳川将軍家の菩提寺であった増上寺には、2代将軍秀忠公 、6代将軍家宣公、7代将軍家継公、9代将軍家重公、12代将軍家慶公、14代将軍家茂公、この他に将軍の正室 や父母、側室、子女などが埋葬されています。

「光摂殿」

光摂殿(こうしょうでん)は、平成12年(2000年)に「心を洗い、生きる力を育てる」ための講堂、道場として建築されました。一階に講堂、三階に大広間を備えています。

 

写真右の「天井絵」は、「光摂殿」内にある108畳敷の大広間で格天井には日本画家120名が描いた草花図が奉納されて嵌め込まれています。特別公開時に見ることができます。

 

「天井絵」

「経蔵」

徳川幕府の助成により建立された経蔵は内部中央に八角形の輪蔵を配する八間四面、土蔵造り。家康公が寄進したとされる大蔵経は国の重要文化財に指定されています。

「鐘楼堂」

鐘楼堂は寛永十年(1633年)に建立されたが、戦火により焼失ひ、戦後再建された。鐘楼堂に収められている大梵鐘は東日本で最大級で江戸三大名鐘の一つと言われています。

「大門」

増上寺の総門・表門にあたり、地名の由来にもなっている門です。「芝大門交差点」にあります。

「グラント松(ヒマラヤ杉)」

明治12年(1879年)、アメリカ合衆国第18代大統領グラント将軍が訪日の際、参拝記念に植樹されたもの。

1月「初詣」

大殿へのご参拝は大晦日~元日17:30まで、2日以降6:30~17:30。境内札所(御守り等の販売)大晦日~元日17:30、2日~4日9:00~17:00。12月31日は午前0:00の年明けと同時に除夜の鐘を鳴らします。

2月3日「節分追儺式(せつぶんついなしき)」

大殿前特設舞台上では、みこし講に皆さんによる「餅つき」や増上寺僧侶と鬼による「鬼問答」、年男年女や角界関取・芸能人による「豆まき」が行われます。約3,000人が参加する大きな行事です。

4月「御忌大会(ぎょきだいえ)」

御忌(ぎょき)とは、浄土宗の宗祖法然上人の忌日法要のこと。毎年桜が満開を迎える4月2日から7日までの間、表千家・堀内宗完宗匠による「献茶式」、「徳川将軍家墓所 特別公開」、「舞楽奉納」、大本山増上寺吉水講による「御忌詠唱奉納大会」、「練行列」などがおこなわれます。「練行列」では200~300名の練行列が古式ゆかしく大門から三門、大殿へと進みます。

7月「七夕祭」

7月下旬「地蔵尊奉賛 盆踊り大会」

夏の風物詩の盆踊りや当日は東京プリンスホテル等の飲食店、露店、花火、豪華賞品を取り揃えた抽選会など盛りだくさんの内容です。

9月「増上寺 薪能」

重要文化財の三門と、グラント将軍お手植えの松を背景に、篝火の灯りで演じられる能は、皆様を幽玄の世界へと誘います。 新緑の木々と朱の三門に彩られる境内での特別な一時をお楽しみ下さい。