東京の神社・寺参拝ガイド
上野東照宮
TEL:03-3822-3455
東京都台東区
上野東照宮

徳川家康公、吉宗公、慶喜公を祀る神社 春には500株以上の艶やかな牡丹が咲き誇る

「上野東照宮」は、東京の玄関口であるJR「上野駅」から徒歩5分、博物館や動物園や上野恩賜公園に隣接する神社。

1627年(寛永4年)に、津藩主の藤堂高虎と天台宗僧侶天海僧正により東叡山寛永寺境内に徳川家康公を祀る神社として創建された。

現在の社殿は1651年に三代将軍・徳川家光公が造営替えをしたもので、都内でも代表的な江戸時代初期の権現造りとして、華麗荘厳を極めている。国の重要文化財指定。

春にはぼたん・桜の名所として、秋は紅葉狩り、お正月は初詣や冬ぼたん鑑賞と年間を通して多くの人で賑わう。

特に4月から5月にかけての「春のぼたん祭」は有名で、中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種を含め500株以上の牡丹があでやかに咲き誇る。

また同宮ではユニークなお守りも御朱印帳も人気。参拝の記念に購入してみてはいかが。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 上野東照宮
ふりがな うえのとうしょうぐう
住所 〒110-0007 東京都台東区上野公園9-88
TEL 03-3822-3455(社務所) 、03-3822-3575(ぼたん苑)
ご祭神 徳川家康公 徳川吉宗公 徳川慶喜公
例年のお正月参拝者数  
アクセス

●電車の場合
JR上野駅公園口より徒歩5分

京成上野駅より徒歩5分

東京メトロ根津駅より徒歩10分


駐車場はなし

公式ホームページ http://www.uenotoshogu.com/
年末年始案内


祭礼・行事案内

 

●4月 春のぼたん祭り

1980年(昭和55年)に日中友好を記念して開苑。現在は中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種を含め600株以上の牡丹があでやかに咲き誇る。また4月中旬からは華鬘草(荷包牡丹)や石楠花、5月上旬からは芍薬も見頃を迎える。

料金

拝観無料 9:00~16:30 無休

備考

社殿拝観 透塀の内側で社殿を間近で見られる(社殿内非公開)

開運開祖合格必勝祈願の栄誉権現社、御神木は拝観の敷地内

9:30~16:00 無休 (季節・天候により変更あり)

大人(中学生以上) \500   小学生 \200

ぼたん苑との共通券 \1100(ぼたん苑開苑時期のみ)

 
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「上野東照宮」

1627年(寛永4年)に、津藩主の藤堂高虎と天台宗僧侶天海僧正により東叡山寛永寺境内に徳川家康公を祀る神社として創建された。

「社殿」

1651年(慶安4年)の造営。国指定重要文化財。 金色殿とも呼ばれており、参道側から拝殿、幣殿、本殿の三つの部屋から構成される権現造り。 社殿外壁には豪華な彫刻が施されています。(社殿内は非公開)

「唐門」

1651年(慶安4年)造営。国指定重要文化財。上部の錦鶏鳥・銀鶏鳥の透彫は精巧で美しく、室町桃山時代の技術を集大成したものとして高く評価されている。


「透塀」

1651年(慶安4年)造営。国指定重要文化財。菱格子の向こう側が透けて見えることから「透塀」と呼ばれる。野山や海川の動物、植物の彫刻が200枚以上描かれている。

「銅灯籠」

国指定重要文化財。全国の諸大名から奉納された全48基の灯籠。特に唐門両側の6基は、紀伊・水戸・尾張の徳川御三家から寄進されたもの。


「大石鳥居」

備前の御影石が使用した鳥居で、1633年(寛永10年)に酒井忠世により奉納された。国指定重要文化財。

ユニークな「印籠守」

水戸黄門でおなじみの葵の紋の入った印籠の中には金色の蛙が入っている。昔、印籠は旅人の薬入れだったことから、無事に帰るをもじった「蛙」を印籠に入れたお守り。500円


左「他抜守」、右「子供守」

写真左の「他抜守」は同宮で祀る「栄誉権現」(狸の神様)にちなみ、他を抜く狸で試合勝利や受験合格に人気。右は親子パンダを描いた「子供守」 各500円

「御朱印帳」

御社殿正面の刺繍と、裏面には唐門の左甚五郎作彫刻「昇龍降龍(のぼりりゅう・くだりりゅう)」が刺繍してある。左甚五郎は日光東照宮の眠り猫の作者として有名。


「上野東照宮ぼたん苑」

毎年4月中旬頃になると、約3,000坪の回遊式牡丹庭苑には、日本の牡丹のほか中国牡丹、アメリカ品種、フランス品種など約110種600株以上の牡丹があでやかに咲き誇る。

●春のぼたん祭の記事はこちらをご覧下さい

ぼたん「太陽」

 

●春のぼたん祭の記事はこちらをご覧下さい


ぼたん「島の藤」

 

●春のぼたん祭の記事はこちらをご覧下さい