約1,700種の四季折々の美しい花と出会える!日本で初めての湿原植物園 |
|
「箱根湿生花園」は、低地から高山まで日本の各地に点在する湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物1,100種、その他珍しい外国の山野草などを含め、約1,700種の植物を見ることができる植物園。 国の天然記念物指定の広大な「仙石原湿原」に隣接した園内は、カタクリが群生する「落葉広葉樹林区」からミズバショウの「低層湿原区」、尾瀬などに見られるニッコウキスゲの咲く「ヌマガヤ草原区」、クロユリやコマクサなど富士山や大雪山などに咲く高山植物を集めた「高山のお花畑区」、仙石原湿原を代表する植物·ノハナショウブが群生する「仙石原湿原植生復元実験区」など、低山から高山へ、初期の湿原から発達した湿原へと順に見て回れるようになっている。公式ブログで見頃の花をチェックしてから出かけよう!なお開園期間は3月20日~11月30日なのでご留意を。 |
大きな地図で見る |
カテゴリ | おでかけガイド > 植物園 |
スポット名 | 箱根町立 箱根湿生花園 |
ふりがな | はこねちょうりつ はこねしっせいかえん |
住所 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817番地 |
TEL | 0460-84-7293 |
アクセス | ●電車の場合 強羅駅より、施設めぐりバス「湿生花園前」行きに乗 り約30分。「湿生花園前」下車。
●車の場合 東名高速道路・御殿場ICから国道138号線を箱根方面に約20分
●高速バス 新宿駅西口より小田急高速バス「桃源台」行きで「仙石案内所前」下車、徒歩8分。
●駐車場 無料 乗用車100台収容(第1・第2駐車場) 障害者優先駐車スペースあり |
公式ホームページ | http://www.hakone.or.jp/shissei/ |
公式ブログ | http://shisseikaen.blogspot.jp/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/shisseikaen |
営業案内 | ●開園期間 (12月1日~3月19日は冬期休園)
見学所要時間:園内をゆっくり回って約40分。展示室が約20分 |
料金 | ●入園料金 個人 大人700円 小学生400円 ※土日祝日は、個人の中学生以下は無料(団体の場合は有料)。 また、65歳以上の方には特別割引(600円)を適用。当日窓口で必ず申し出てください。
●回数券 1組 5枚綴 3,000円 (箱根湿生花園窓口で販売)
●セット券 ・箱根湿生花園+箱根ガラスの森共通入場券 1,700円(2施設で500円お得) ・箱根湿生花園+ポーラ美術館共通入場券 2,000円(2施設で500円お得) ・箱根湿生花園+箱根ラリック美術館共通入場券 1,700円(2施設で500円お得) ・箱根湿生花園+星の王子さまミュージアム共通入場券 1,900円(2施設で400円お得) (両施設の窓口で大人券のみ販売中) |
備考 | |
|
「箱根湿生花園 入り口」 箱根湿生花園は仙石原湿原の存在を広める事と湿原環境の保護を目的に開園。日本で最初にできたはじめての湿原植物園です。 |
「箱根湿生花園 管理棟の外観」 低地から高山まで日本の各地に点在する湿地帯の植物200種、草原や林、高山植物1,100種、その他珍しい外国の山草など約1,700種の植物を見ることができる植物園。 |
|
「園内風景」 国の天然記念物にも指定されている貴重な「仙石原湿原」に隣接。仙石原湿原の広さは、約17ヘクタールと広大。「植生復元区」を歩けるようになっている。 |
3月下旬~4月上旬「ミズバショウ」 3月20日は箱根湿生花園の開園日。ミズバショウは日当たりの良い場所から咲き始めます。 |
|
3月下旬~4月上旬「ミズバショウ(水芭蕉)」 園全体では、約2万株のミズバショウが咲きます。とてもきれいですよ。白い花びらのように見える部分は苞(ほう)で、苞の中にある棒状の黄緑色のものが花です。 |
3月下旬~4月上旬「ミスミソウ(三角草)」 キンポウゲ科の「ミスミソウ」は落葉樹林内に生える常緑の多年草。早春に咲くので「雪割草」とも呼ばれています。 |
|
4月上旬~4月中旬「カタクリ(片栗)」 「カタクリ」は、園内の「落葉広葉樹林区」に約3千株が群生、次々に可憐な花を咲かせます。見頃は4月中旬頃まで。 |
4月下旬~5月下旬「クリンソウ(九輪草)」 「クリンソウ」はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。高さ50cmほどの大きく美しい花を咲かせます。ぜひご覧下さい。 |
|
5月「キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)」 5月になるとレンゲツツジの鮮やかな色が目立ち始めます。黄色や橙黄色の花が咲く種類を「キレンゲツツジ」と言います。 |
5月中旬~5月下旬「レンゲツツジ(蓮華躑躅)」 「レンゲツツジ」は草原や林の縁に生えるツツジ科の落葉低木。蕾の様子を蓮華に見立て、このように呼ばれていますが、別名オニツツジとも呼ばれています。 |
|
5月上旬~5月中旬「クロユリ」 恋の花として有名なクロユリ(Fritillaria camtschatcensis)。北海道や本州の高山に自生する多年草。黒に近い紫のの珍しい花色のため、人気の高いお花の一つです |
5月下旬「アヤメ」 連休明けあたりから6月にかけてが、箱根湿生花園が最も華やかになる季節。湿原にはサクラソウやカキツバタ、高山のお花畑ではクロユリやミヤマオダマキが咲き競います。 |
|
5月下旬「カキツバタ」 湿生林区の池で咲く「カキツバタ」。水辺に群生する多年草で、アヤメによく似ていますが、花の中央に白い筋が入るのが特徴です。 |
6月上旬~6月中旬「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」 6月の「箱根湿生花園」はニッコウキスゲ、ノハナショウブ、トキソウなどが湿原を埋め、美しい時期を迎えます。 |
|
6月上旬~6月中旬「ハマナス」 箱根の「ハマナス」は6月に見頃を迎えます。 |
6月上旬~6月中旬「ハマナス」 鮮やかなピンクがきれいな「ハマナス」。名前の由来は浜辺に生え、赤い実を梨に例えて、 ハマナシ→ハマナスとも。 |
|
6月上旬~6月中旬「ヒマラヤの青いケシ」 |
6月上旬~6月中旬「ヒマラヤの青いケシ」 園内では約400株の「ヒマラヤの青いケシ」を植栽しています。例年、6月上旬に見頃を迎えます。 |
|
6月上旬~6月中旬「ヒマラヤの青いケシ」 |
6月中旬~7月上旬「ノハナショウブ」 7月上旬、仙石原湿原を代表する「ノハナショウブ」が仙石原湿原植生復元で見頃となります。 |
|
6月中旬~7月上旬「ノハナショウブ」 隣接する仙石原湿原植生復元区と合わせ、約2万株の「ノハナショウブ」が咲き誇ります。アヤメ科アヤメ属の多年草で、赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。 |
7月上旬~7月中旬「ヒメユリ」 「ヒメユリ(姫百合)」はユリ科の多年草で、山地に自生し、高さは約50cm。万葉集でも「夏の野の繁みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものそ」と詠まれています。 |
|
「夏の風景」 箱根湿生花園のある仙石原は標高が650メートルあるため、夏でもとても爽やかです。左にはオレンジ色の「コオニユリ」が一輪咲いていますね。 |
7月下旬~8月上旬「ヤマユリ」 関東から東北の山地にかけて多く見られるユリで、大きな花が咲きます。香りも素敵なんですよ。ちなみにヤマユリは神奈川県の県花。 |
|
「夏の風景」 夏はおすすめの季節です。箱根の済みきった青い空と緑のコントラストがとても美しいですよ。都会の喧噪を離れて箱根へお越し下さい。 |
9月上旬~9月下旬「エゾリンドウ(蝦夷竜胆)」 「エゾリンドウ」は高さは30cm~80cm程度。葉は細長い楕円形で花の長さは3cm~5cm、葉のわきや茎先に青紫色のつぼみを付けます。 |
|
9月中旬~9月下旬「サクラタデ(桜蓼)」 「サクラタデ」は、東京本州以南の日当たりの良い水辺に生える多年草。タデの仲間では最も大きな花を咲かせます。 |
9月上旬~10月下旬「ススキ」 夏休みが終わると箱根は少しずつススキの季節になります。秋空に映えるススキはとてもきれいです。 |
|
「台ヶ岳のススキ草原」 10月は仙石原のススキが見頃です。箱根湿生花園から徒歩20分程度の台ヶ岳の斜面では、数えきれないほどのススキが一面に広がり、斜面全体が銀色に輝いているように見えます。 |
10月中旬~11月上旬「リンドウ(竜胆) 」 10月中旬~11月にかけて見頃のリンドウ。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせます。 |
|
「木の実」 「カマツカ」の木の実の色づきも鮮やかです。カマツカは材が硬く丈夫で、鎌の柄に利用されたことから、鎌柄(カマツカ)とよばれています。 |
「紅葉」 11月に入ると少しずつ紅葉が始まります。特に無料休憩所のテラスの紅葉はおすすめです。1本あるイロハモミジが赤と緑のグラデーションを毎年楽しませてくれます。 |
|
「冬期休園中の箱根湿生花園」 箱根湿生花園は12月1日から3月19日まで冬期休園していますが、職員は植物防寒作業、施設の補修、植生復元区火入れなどをおこなっています。 |
「冬期休園中の箱根湿生花園」 雪が積もりました。一面が真っ白の景色もきれいです。また春にお会いしましょう。 |
|
「売店」 オリジナル葉書や写真集など小物から、山野草、食虫植物(夏季限定)、公式ガイドブックや、フォトガイドブックも販売中。 |
「植木売店」 四季を通じて多種多様な植木を販売しています。 |
|