公園
浜離宮恩賜庭園
TEL:03-3541-0200
東京都中央区
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江戸時代の代表的な大名庭園。国の特別名勝特別史跡指定された美しさは折り紙つき

浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に徳川将軍家の別邸として利用され「浜御殿」と呼ばれた南庭と、明治時代以降に造られた北庭とに分けられる。
 南庭は、潮入の池と二つの鴨場をもつ、江戸時代の代表的な大名庭園。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の趣を変えるもので海辺の庭園で通常用いられていた様式である。旧芝離宮恩賜庭園、清澄庭園、旧安田庭園なども昔は潮入の池だった。しかし現在、実際に海水が出入りしているのは、江戸の大名庭園では都内でここだけとなっている。昭和27年には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定され、その美しさは折り紙つきだ。
  池の中島で抹茶を楽しめる「中島の御茶屋」までは、お伝い橋を渡ってゆく。この池を中心に、大樹揃いの桜が園内に点在すること100本余。
  ソメイヨシノとヤエザクラ、それぞれの花が見ごろとなる4月初~中旬に合わせて、開園時間を1時間延長する。園内には老樹が多く、六代将軍家宣が庭園を大改修した際に植えられた「三百年の松」も、堂々たる姿を披露する。

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DATA
カテゴリ おでかけガイド > 公園 > 23区の公園
スポット名 浜離宮恩賜庭園
ふりがな はまりきゅうおんしていえん
住所 〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1-1
TEL 03-3541-0200(浜離宮恩賜庭園サービスセンター)
アクセス

●電車の場合

<大手門口>地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
JR・地下鉄銀座線・地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
 
<中の御門口>
地下鉄大江戸線「汐留」下車10番出口 徒歩5分
JR「浜松町」下車 徒歩15分

●水上バスの場合

水上バス(日の出桟橋─浅草)、東京水辺ライン(両国・お台場行)「浜離宮発着場」下船

※水上バス乗場ご利用の際は、入園料が別途かかりますので御了承下さい。

 

●駐車場

※大手門橋を渡った所に多少の駐車スペースがあります。下記の車両のみご利用いただくことができます。
 1.車椅子・障害者の方のお車(身体障害者手帳をご呈示下さい。)
 2.観光バス

一般車両は最寄の公共駐車場をご利用ください。(高速道路の下、地下に汐留駐車場があります。また、汐留住友ビルの地下にも駐車場があります。)
公式HP http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
営業案内 開園時間:午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始 (12月29日~翌年1月1日まで)
※イベント開催期間及びゴールデンウィークなどで時間延長が行われる場合もあります。
料金 ●入園料
一般及び中学生300円
65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

20名以上の団体
一般及び中学生240円
65歳以上120円

【年間パスポート】
 一般  1,200円
 65歳以上 600円 

【9庭園共通年間パスポート】
 一般  4,000円
 65歳以上 2,000円 

 

●集会場(芳梅亭)
【利用時間】
午前の部 9:00~12:00
午後の部 13:00~16:00
一日   9:00~16:00
【使用料】
3,600円(半日)、7,200円(一日)
【利用人数】
25人
【予約方法】
サービスセンター窓口又は下記の電話番号で、ご利用日の6ヶ月前から受け付けます。
(先着順)
予約・お問合せ 03-3541-0200(浜離宮恩賜庭園サービスセンター)

備考  集会場(芳梅亭)
浜離宮恩賜庭園
「ナノハナ畑」
お花畑では、春は「ナノハナ」が美しく咲き、3月下旬頃から4月上旬にかけては桜との共演も。
「ハナショウブ」
6月上旬より約350株のハナショウブが見ごろを迎えます。緑深まる初夏の庭園に、青、紫、白の色とりどりの花が咲き乱れる様子は、さながら一服の清涼剤のよう。
「キバナコスモス」
毎年8月頃からお花畑では、コスモスを楽しむことができます
「お伝い橋と中島の御茶屋」
潮入の池の岸と中島を結ぶ、お伝い橋。中島には「中島の御茶屋」があり、水の面に映える橋と御茶屋の姿は、風趣に富んでいます。かつては、眺めもよく、海の かなたに房総を望むことができたようです。現在の御茶屋は、昭和58年に再建され、抹茶と和菓子を召し上がることができます。
「三百年の松」
六代将軍家宣が庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられたと言われる松。太い枝が低く張り出し、堂々たる姿を誇っています。

「潮入の池」
都内にある江戸の大名庭園では唯一の海水の池。東京湾の干満に従って水門を開閉し、池の水位に変化をもたせています。池にはクロダイをはじめ、セイゴ、ハゼなどの海の魚が棲んでいます。また、池の上空にはカモメや冬には渡り鳥の姿を見ることが出来ます。

「松の御茶屋」
11代将軍家斉の時代に建てられましたが、戦災で焼失してしまいました。現在のものは、資料を元に、平成22年に復元されました。毎週木曜の13時~15時に特別ガイドを実施しています。(無料・雨天中止)
「庭園ガイド」
庭園の歴史、見所などをガイドします。土曜、日曜、祝日の11時と14時に実施しています。(無料)また、英語ガイドも土曜日11時、月曜10時30分に行っています。
「国の特別名勝・特別史跡」
昭和27年11月に周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定されました。
「ソメイヨシノ」
3月下旬から4月上旬はソメイヨシノが庭園に彩りを添えます。
「ヤエザクラ」
4月中旬には、「フゲンゾウ」「一葉」をはじめ、様々な種類のヤエザクラが咲き誇ります。中には、黄色い花をつける「鬱黄」(ウコン)、緑色の花をつける「御衣黄」(ギョイコウ)もご覧いただくことが出来ます。
「梅林」
2月には梅が咲き、可憐な花と共によい香りが漂います。「八重寒紅」「白滝枝垂」「紅千鳥」をはじめ、1本の木で、白・桃・紅色の花をつける「思いのまま」など様々な種類をお楽しみいただけます。