東京の神社・寺参拝ガイド
武蔵一宮 氷川神社(大宮)
TEL:048-641-0137
埼玉県さいたま市
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武蔵一宮 氷川神社(大宮)

2,500年の歴史をもつ全国でも屈指の古社で首都圏約280の氷川神社の総本社。初詣には毎年200万人以上が参拝

「武蔵一宮 氷川神社」は首都圏に点在する約280の氷川神社の総本社で、2,500年の歴史をもつ全国でも屈指の古社。
第5代孝昭天皇の創立と伝えられる。第12代景行天皇のとき、日本武尊が東夷鎮定の祈願を行ったとされ、また第13代成務天皇のとき、兄多毛比命(えたもひのみこと。出雲族)が勅命により武蔵国造となり氷川神社を専ら奉崇した。 第45代聖武天皇のとき「武蔵一宮」と定められ、さらに第60代醍醐天皇の延長5年(927年)の「延喜式神名帳」に名神大社として破格の月次新嘗案上の官幣に預かっている。
武蔵一宮として明治天皇の御親祭以降は、勅祭社に列せられるなど、関東一円から信仰を集め、初詣には毎年205万人以上の参拝客で賑わう。 また5月には大宮薪能が境内で行われるほか、8月には例大祭、12月には大湯祭など数々の行事も行われる。旧中山道から約2km続く参道には、ケヤキをはじめクスノキ、サクラなど30種類以上の樹木、約670本が立ち並び、そのうち20本が市の天然記念物として文化財指定され保存緑地指定を受けている。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 武蔵一宮 氷川神社
ふりがな むさしいちのみや ひかわじんじゃ
住所 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
TEL 048-641-0137
ご祭神 須佐之男命(すさのおのみこと)
稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
ご祈願種類 国家安泰、開運招福、厄除け、商売繁盛、交通安全、縁結び、安産 他

例年のお正月参拝者数 約205万人
アクセス

●電車の場合
JR「大宮駅」東口・東武野田線「北大宮駅」徒歩15分

 

●車の場合
首都高速埼玉新都心線「新都心西IC」約15分、東北自動車道「岩槻IC」約20分

 

●駐車場
80台(1月1日~1月7日は駐車不可)

公式ホームページ http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
年末年始案内

【開閉門時間】
12月31日 6時~1月1日22時30分
2日 6~22時
3日 6時~21時30分
4日~6日 6~21時
7日 6~20時

【御祈祷、神札授与時間】
1月1日0~20時(5~8時頃まで歳旦祭のためご祈祷はできない)
2日8~19時(日供始祭のためご祈祷は9時30分頃から)
3日8~18時(元始祭のためご祈祷は9時30分頃から)
4日~6日9~17時30分
7日9~17:00
※時間変更の場合あり

祭礼・行事案内

 

●1月1日 歳旦祭

年頭にあたり新年を祝い一年の国家安泰、五穀豊穣、氏子崇敬者の繁栄を祈願します

 

●1月2日 日供始祭

境内に祀る13社の御扉を開き神饌をお供えします。

 

●1月3日 元始祭

皇統の安寧と皇室の弥栄を祈ります。

 

●2月3日 節分祭

この日は旧暦の大晦日にあたり無病息災を祈ります。舞殿にて弓の弦を鳴らす鳴弦の儀の後、豆をまき災厄を祓います。年男年女や特別招待者による撒豆式は12時半、2時、3時に行います。

 

●4月5~7日 鎮花祭

7日の大祭には菱餅に桜花を乗せお供えします。三日間とも祭典中氏子中の童女による花しづめの舞を奉奏します。花しづめの舞は千早という装束を着、桜のかんざしに桜の枝を持つ「乙女」四人と、さらに年若の「つぼみ」二人による舞です。前半は桜を持ち、田植えの所作が入り今様の曲で舞い、後半は桜と鈴を持ち琴の伴奏で舞います。

 

●6月30日 大祓式

半年間の罪穢れを祓う神事で「夏越しの大祓」ともいいます。神橋上の茅の輪をくぐり人形に氏名を書き、息を吹きかけ身を撫でて半年間の自身の罪穢れを移します。

 

●11月23日 新嘗祭 敬神講社大祭

五穀豊穣を感謝する大祭です。併せて氷川神社敬神講の講社大祭を行います。祭典中に神楽を奏します。大祭である為、神職は神社に篭り潔斎致します。

 

●12月31日 大祓式 除夜祭

「年越しの大祓」ともいいます。半年間の罪穢れを祓う神事です。新年を迎える前の清めのお祭です。

 

料金

境内拝観無料

備考

 

 

 

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「御本殿」

御祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、夫婦神と御子神です。現在の本殿と拝殿、舞殿、楼門、手水舎も昭和15年に造営されました。

「楼門」

朱塗りの美しさが映える見事な「楼門」。写真撮影スポットとしてもおすすめです。

冬の風景「舞殿」

「楼門」をくぐると、祭神に舞いを奉納する「舞殿」があります。写真は冬の風景です。

「初詣」

初詣は埼玉県内一、毎年200万人以上の参拝客で賑わいます。

「初詣」

大勢の人で賑わう「本殿」。1月1日には歳旦祭、1月2日には日供始祭がおこなわれます。お正月には参道、大宮公園に多くの露店が建ち並び、いっそう新たな年を華やかにしています。

2月3日「節分祭」

舞殿にて弓の弦を鳴らす鳴弦の儀の後、豆をまき災厄を祓います。年男年女や特別招待者による撒豆式は12時半、14時、15時に行います。

「春の風景」

隣接する大宮公園は、「日本さくら名所百選」の桜の名所であり、春には一面満開の桜が見事です。また4月5~7日には華やかな「鎮花祭」がおこなわれます。祭典中氏子中の童女による花しづめの舞を奉奏。

「三の鳥居」

「三の鳥居」をくぐると氷川神社の境内になります。さいたま新都心駅近くの「一の鳥居」、もとは明治神宮の大鳥居であった「二の鳥居」、そして境内にもっとも近い「三の鳥居」があります。

6月30日「大祓式」

半年間の罪穢れを祓う神事で「夏越しの大祓」ともいいます。

6月30日「大祓式」

神橋上の茅の輪をくぐり人形に氏名を書き、息を吹きかけ身を撫でて半年間の自身の罪穢れを移します。

6月30日「大祓式」

神事のあと、参拝者の人形納めと祓いが斎行されます。この日のみ、茅の輪守の授与があります。植木草花市なども開かれ、多くの参拝者が訪れます。

8月1日、2日「例祭・神幸祭」

8月1日には氷川神社例祭が執行されます。当日は各町内の神輿や山車が境内に集合し、畏き辺りから勅使様をお迎え致します。また大宮夏祭りも例祭に合わせて開催しています。
翌8月2日は神社の鳳輦を神橋に備えてお祭りを行う神幸祭が執行されます。

「参道」

氷川神社の参道は中山道から南北に2km伸び、両側に美しいケヤキ並木が並んでいます。昭和初期には鬱蒼とした杉並木で覆われていて「並木十八丁鉾杉つづき」と歌われていました。

「市の保存緑地指定の参道」

現在の参道には、およそ650本の高木があり、ケヤキが約65%、スダジイが約10%、そのほかクスノキ、エノキ、サクラなど37種類の樹木で構成。そのうち20本が市の天然記念物として文化財指定されています。

「菊祭り」

毎年11月には「菊祭り」を開催、武蔵菊花会による菊の奉納展示をおこないます。氷川神社と菊は縁が深く、社殿には皇室のご紋章である十六弁の菊花の紋が入っています。

秋の風景「楼門」

11月下旬頃から、神社では参道から神池、神橋、楼門にかけて燃えるような真っ赤な紅葉を見ることができます。深秋の散策にもおすすめです。

12月10日「大湯祭(十日市)」

11月30日から12月9日までは19時半から境内にてかがり火をたき上げ祭事をおこないます。この火にあたると無病息災、火防の御神徳にあずかれると言われています。12月10日の本祭に酉の市がたつ為、十日市や熊手市ともいわれます。

冬の風景「神橋・神池」

鳥居から本殿に向かう途中にある神橋・神池にも雪が積もりました。神社は静寂に包まれます。

神池は、江戸時代に開発された大貯水池見沼の名残であるといわれ、神域の蛇の池からの湧水が豊富に注がれています。