東京の神社・寺参拝ガイド
東京大神宮(千代田区)
TEL:03-3262-3566
東京都千代田区
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東京大神宮

伊勢神宮の遥拝殿として明治天皇の勅裁により創建された神社で「東京のお伊勢さま」と呼ばれ、縁結びの御利益でも名高い

飯田橋駅から徒歩5分、「東京のお伊勢さま」と呼ばれ親しまれる「東京大神宮」は、明治13年、明治天皇の勅裁により伊勢神宮の遥拝殿として創建された神社で、御祭神は国民全ての祖神である伊勢神宮の内宮の「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」。「東京五社」の一つにも数えられている。

東京大神宮といえば併設の結婚式場「マツヤサロン」も有名。現在、広く行われている神前結婚式は、明治時代に東京大神宮が創始したもので、神職や巫女、楽人たち総勢13人による伝統的な結婚式は現在でも人気が高い。

また、結びの働きを司る造化の三神をあわせまつることから、縁結びに御利益のある神社としても知られ、良縁を願う参拝者が多く訪れる。「お神札」「お守り」「おみくじ」などの種類も多く、月替わり12種類の「花祈願絵馬」もかわいいと評判だ。

DATA
カテゴリ おでかけガイド > 神社・寺 参拝
スポット名 東京大神宮
ふりがな とうきょうだいじんぐう
住所 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1
TEL 03-3262-3566
ご祭神 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
伊勢神宮の内宮の御祭神。皇室のご祖先、日本人の総氏神

豊受大神(とようけのおおかみ)
伊勢神宮の外宮の御祭神。農業、諸産業、衣食住の守護神

【造化の三神】
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)

倭比賣命(やまとひめのみこと)
天照皇大神に仕え、その御心を人々に伝えた天照皇大神の御杖代
ご利益 良縁祈願・家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就など
例年のお正月参拝者数 約4万5,000人
アクセス

●電車の場合
JR中央・総武線「飯田橋駅」西口より徒歩3分
地下鉄有楽町線・南北線「飯田橋駅」B2a出口
地下鉄東西線・大江戸線「飯田橋駅」A4出口より 徒歩5分

公式ホームページ http://www.tokyodaijingu.or.jp/
公式フェイスブック https://www.facebook.com/Tokyo.Jinja
年末年始案内

ご祈祷(きとう)は神殿にて元日午前0時から執り行います。
その折りには、伊勢神宮の神楽殿でも舞われている倭舞(やまとまい)、人長舞(にんじょうのまい)、豊栄舞(とよさかのまい)のいずれかを奉納し、三が日はご祈祷後に旧前田邸の客殿でお茶とお菓子をお楽しみいただけます。

 

祈祷受付時間
1月5日、6日 7時30分〜16時30分
1月7日以降 9時〜16時30分

※ご祈祷の受け付けは、1月7日まで会館ロビーにて行っています。8日以降は境内の祈祷受付所で受け付けます。

 

お札等授与時間
1月1日 0時〜19時
1月2日以降 8時〜19時

 

※境内にて、銘酒「白鷹」の樽酒と伊勢名物「赤福」、特製おしるこを振る舞います。

振る舞い時間
1月1日 0時〜4時/9時〜17時
1月2日、3日 9時〜17時

祭礼・行事案内

 

●1月1日 歳旦祭

神さまに新年のご挨拶を申し上げて、五穀豊穣、皇室の繁栄、国家と国民の隆昌を祈願します。

 

●2月3日 節分祭

節分祭に引き続き裃姿(かみしもすがた)の年男・年女を中心にした豆まきが行われ、毎年多くの人々で賑わいます。

 

●2月28日 雛まつりの祓

皆様の罪穢を祓い清め、無病息災と心願成就を祈願します。

 

●4月17日 例祭

毎年4月17日に日比谷大神宮(東京大神宮の前身)の創建の日を記念して例祭を執り行い、国家の隆昌とともに崇敬者をはじめとする国民の繁栄を祈願します。  境内には崇敬者や地元の方々のご協賛による献燈(提灯・ちょうちん)が掲げられ、例祭前後の週末には子供みこしの渡御や地元町会による催し物が行われます。

 

●6月30日 大祓式

大祓とは、半年間の罪や穢(けがれ)を祓い清めるための行事で、毎年6月と12月の2回、その月の末日に行います。6月の大祓は「夏越(なごし)の大祓」ともいい、この日には茅(ちがや)で作った大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり」も行われます。  大祓では「形代(かたしろ)」と呼ばれる、紙を人の形に切り抜いたものに名前と年齢を書き、その形代で身体を撫でて息を吹きかけます。そうすることにより、自分の罪や穢を移し、我が身の代わりにして清めてもらうのです。

 

●7月7日 七夕祈願祭

七夕に皆様の願い事がかなうように七夕祈願祭を行います。願い事の書かれた短冊は、神職と巫女が1枚1枚心を込めて笹竹に結び付け、拝殿前に飾ります。七夕当日は午後5時から拝殿にて七夕祈願祭を行い、心願成就と除災招福を祈願します。

 

●8月15日 飯富稲荷神社夏季大祭

境内社である飯富稲荷神社では、毎年この時期に大祭を執り行い、ご神徳を敬仰し五穀豊穣を祈念します。  また、社名の「飯富」の名が示すように、衣食住の神、商売繁昌や家業繁栄の神としても崇敬されていることから、崇敬者をはじめとする皆さまの家内安全と生業隆昌も祈願しています。

 

●9月27日 観月祭

この日はススキを飾り、団子や果物、里芋などの農作物を供えてお月見をする習わしがありますが、もとは収穫儀礼であったことに由来しています。伊勢神宮をはじめとする各地の神社で観月祭が行われ、東京大神宮においても観月祭並びに観月句会を催します。

 

●10月17日 秋季大祭

この日、伊勢神宮ではもっとも重要なお祭りである「神嘗祭(かんなめさい)」が行われ、天皇陛下御自らが吹上御苑の水田でお作りになられた初穂が捧げられます。  伊勢神宮と特にゆかりの深い東京大神宮では、このお祭りの日にあわせて崇敬者を対象にした大祭を行い、家内安全と健康長寿を祈願します。

 

●12月31日 大祓式・除夜祭

「年越の大祓」ともいい、新年を迎えるにあたって、罪や穢(けがれ)を祓い清めるための行事です。今年一年の神恩に感謝するとともに来る年のご加護を祈願します。  

 

料金

拝観無料

備考

 

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「東京のお伊勢さま」

東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建された当初は、日比谷の地に鎮座していたことから、「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っています。

「神前結婚式の創始」

現在の神前結婚式の歴史は、明治33年、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条節子姫(後の貞明皇后)のご成婚に始まります。宮中の歴史において初めて皇居内の賢所(神前)で行われたご成婚の慶事を記念して、東京大神宮では神前結婚式の普及に力を注いできました。

「豊寿舞(とよほぎのまい)」

神職、巫女、楽人たち総勢13人による神前結婚式。雅楽の調べの中でくみ交わされる誓盃の儀、巫女による祝いの舞「豊栄舞」「豊寿舞」。とりわけ「豊寿舞」は、かつての伊勢神宮祭主・北白川房子様から賜った祝婚歌の調べで舞う、東京大神宮ならではの優美な舞です。

1月「初詣」

ご祈祷は神殿にて元日午前0時から執り行います。伊勢神宮の神楽殿でも舞われている倭舞、人長舞、豊栄舞のいずれかを奉納し、三が日はご祈祷後に旧前田邸の客殿でお茶とお菓子を楽しめます。

2月「節分祭」

2月3日の節分祭。裃姿の年男・年女による豆まきが行われ、境内は大勢の人で賑わいます。神職が弓の弦 を鳴らして邪気をはらう「鳴弦の儀」もおこなわれます。

2月「雛まつりの祓」

無病息災と心願成就を祈願する「雛まつりの祓」が行われます。「お雛さま形代」「お内裏さま形代」に身体健康や運気向上などの願い事を託します。

4月17日「例祭」

「例祭」は年間を通して行われる祭典の中でもっとも重要なお祭りで、東京大神宮では毎年4月17日に執り行います。
境内には提灯が掲げられ、例祭前後の週末には子供みこしの渡御や地元町会による催し物が行われます。

5月「田植え」

東京大神宮では境内と文京区内に所有する小さな農園で田植えを行っています。巫女の前に並んでいるのは酒樽を利用したプランターです。

6月30日「夏越(なごし)の大祓」

半年間の罪や穢(けがれ)を祓い清めるための行事です。6月の大祓は「夏越の大祓」ともいい、この日には茅(ちがや)で作った大きな輪をくぐる「茅の輪くぐり」も行われます。

7月7日「七夕祈願祭」

七夕に皆様の願い事がかなうように七夕祈願祭を行います。願い事を書いていただく短冊(初穂料300円)は、女性用に「織姫短冊」、男性用に「彦星短冊」を用意。


8月「納涼盆踊り大会」

東京大神宮恒例の「納涼盆踊り大会」は例年多くの方に参加いただき大賑わいです。盆踊り大会が終わると少しずつ秋の気配を感じるようになります。


10月「献茶式」

10月23日に表千家の左海祥二郎宗匠のご奉仕による献茶式が、ご神前にて厳粛に執り行われ、引き続き会館にてお茶会が催されます。

11月「境内の菊」

境内では赤・黄・白の色鮮やかな菊が見頃を迎え、菊の前で七五三詣の記念撮影を行うご家族も多く見られます。

12月31日「除夜祭」

大晦日の夜には心身を清めるため神社に籠り新年を迎える「年籠り」という風習があります。東京大神宮では除夜祭を執り行い、一年の神恩に感謝するとともに来る年のご加護を祈願します。

「花祈願絵馬」

「幸せ花まもり」と絵柄がお揃いの月替わりの祈願絵馬です。参拝の記念としてお部屋に飾ってみるのもよいでしょう。12カ月の絵馬をすべて揃えると「花暦」にもなります。 1月「福寿草」、2月「うめ」、3月「さくら」、4月「つつじ」、 5月「あやめ」、6月「ぼたん」、7月「あさがお」、8月「ゆり」、 9月「はぎ」、10月「きく」、11月「こすもす」、12月「さざんか」。

「絵馬」

「鈴蘭守り」でもおなじみの鈴蘭の絵柄の「鈴蘭絵馬」、願い事が叶うという意味をもつ紐結びを描いた「叶結び絵馬」、最古の結婚のすがたを描いた「神話絵馬」、「花祈願絵馬」など数種類の絵馬があります。美しい絵馬に願い事が託されています。


「縁結び鈴蘭守り」

「幸福が訪れる」という花言葉を持つ鈴蘭の純白の花をかたどったお守りは、かわいらしいと好評で、縁結びのお守りの中でも特に人気があります。


「恋みくじ」

幸せをもたらすかわいい和紙人形が付いたおみくじ。人形の表情や着物の色柄がひとつひとつ違うので、お好みのものをお選びいただけます。恋愛を成就させるためのアドバイスがたくさん記されています。