武蔵野の面影を色濃く残す、赤塚の丘陵地を活用した植物園 |
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「赤塚植物園」は武蔵野の面影を色濃く残す赤塚の丘陵地を活用し、自然や植物がより身近なものとして親しむことができるような施設として1981年(昭和56年)に開園。最寄の成増駅まで池袋から約10分という距離にありながら、自然に恵まれており、散策コースとしてもおすすめの場所だ。 |
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カテゴリ | おでかけガイド > 植物園 |
スポット名 | 板橋区立 赤塚植物園 |
ふりがな | いたばしくりつ あかつかしょくぶつえん |
住所 | 〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-17-14 |
TEL | 03-3975-9127 |
アクセス | ●電車の場合 都営三田線「志村三丁目駅」から成増駅北口行のバスで「赤塚八丁目」下車、徒歩5分 駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。 |
公式ホームページ | http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/038/038373.html |
営業案内 | ●開園時間 9:00~16:30(12月は16:00まで)
●休園日
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料金 | 入園無料 |
備考 | 四季の道、野草の道、針葉樹の森など |
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「赤塚植物園 正門前」 武蔵野の面影が色濃く残り、四季を通して楽しめる赤塚の丘陵地を活用した板橋区立の植物園です。近くには美術館・郷土資料館・都立赤塚公園などがあり、自然に恵まれた散策コースになっています。 |
「花壇と管理舎」 |
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「野草の道」 管理舎の前にある「野草の道」。幾重にも曲がった園路の傍らでカタクリ、ホトトギスなどの山野草に出会うことができます。 |
「ホトトギス(ユリ科)」 花の斑点模様が、野鳥のホトトギスの胸の模様に似ているので、この名があります。10月に咲き、この仲間のヤマホトトギス・ヤマジノホトトギスも見られます。 |
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「ハンカチノキ(ダヴィディア科)」 中国南西部の標高約2,000mの森林中に自生している珍しい樹木です。白いハンカチがぶらさがっているように見えることから名付けられました。高さ約10m、幹の直径は20cmほど。開花期は4月下旬頃です。 |
「シモバシラ(シソ科)」 山野に生えるシソ科の多年草。枯れた茎に氷の結晶が付くことで知られる草です。無風で氷点下の早朝に見られます。結晶は鳥の羽のように見えます。赤塚植物園でも1月頃の寒い朝に「野草の道」などで見ることができます。 |
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「香りの散歩道」 芳香のある花木を植え、点字の説明板を設置していますので、目のご不自由な方にも楽しんでいただけるような工夫がされています。 |
「ニリンソウ(キンポウゲ科)」 板橋区の花に指定されています。3月下旬から4月頃まで見ることができます。1本の茎に2輪の花をつけることから、この名前がつきました。 |
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「ニリンソウの群生地」 ニリンソウはかつて区内の雑木林でごく普通に見ることができましたが、都市化による樹林の減少とともに少なくなりました。開花に合わせてイベントを開催しています。 |
「マンサク(マンサク科)」 |
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「ボタン園」 「ボタン園」では4月下旬頃、艶やかな花が咲き揃います。ハンカチノキと一緒に見ることができたら幸運です。 |
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「芝生広場」 広い芝生とケヤキの木陰でゆったりした時間を過ごすことができます。 |
「池(本園)」 池の中にはスイレン、ハス、コウホネなどが、池のまわりにはリュウキンカ、ハンゲショウ、タコノアシ、アヤメ、ミクリを植栽しています。 |
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「日本庭園入口」 「日本庭園」には、垣根、灯篭、つくばい、ししおどし、景石、飛石などの見本があり、モウソウチク、マダケ、クロチク、オカメザサなどが趣を添えています。 |
「針葉樹の森」 生きている化石と言われるメタセコイアを始め、スギの仲間、マツの仲間が収集されています。 |
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「万葉・薬用園」 万葉集に詠まれた植物や薬用植物が植えてあります。案内板には万葉集の歌が書かれているので、植物と合わせて楽しく学べるようになっています。 |
「万葉・薬用園」 万葉集には約160種の植物が詠まれています。万葉の植物名は現代名と異なるものも多く、諸説があり、確定されていないものもあります。 |
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「オミナエシ(オミナエシ科)」 「万葉・薬用園」で、8月~10月頃に黄色い花を楽しむことができます。日本では万葉の昔から愛され、漢方にも用いられています。 |
「キキョウ(キキョウ科)」 秋の七草のひとつで、馴染みの深い野草です。6月~9月頃まで長い期間、花を楽しむことができます。「万葉・薬用園」で見られます。 |
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